2005年05月24日

3・3・SUNフリーきっぷの旅【1日目】

5月24日から、3・3・SUNフリーきっぷを使って東海地方を旅してきました。
この「3・3・SUNフリーきっぷ」(さんさんさんふりーきっぷ)というのは、近鉄、南海、名鉄の3つの私鉄全線が3日間利用出来る乗り放題乗車券で、値段は大人5千円。大阪難波〜名古屋間の近鉄運賃が往復4600円なので、利用区間によってはスゴイお得なチケットです。
今回は、その「3・3・SUNフリーきっぷ」に、さらに私鉄系列のバス・フェリーも利用できる「ワイド3・3・SUNフリーきっぷ」を購入しました。

*p1*まずは大阪から伊勢へ…
今回、主目的地として、今年開港した「中部国際空港(愛称…セントレア)」へ行くこと。名古屋から普通に名鉄を利用するのが早道だけど、せっかくワイドなチケットを買ったのだからフェリーも使おうと、伊勢湾フェリー経由のルートで行くことにした。まずは近鉄で伊勢方面へ向かわなくてはならない。ちょっと余裕をみて、6時過ぎに家を出て、JRで鶴橋へ行く。
近鉄快速急行
上本町7時15分発の宇治山田行き快速急行に乗るには上本町始発から乗らないと座れないので、鶴橋から上本町行きに乗って、上本町で折り返し乗車により座席確保。普通乗車券なら不正乗車となるこの方法が出来るのもフリーきっぷならではなのです。宇治山田行き快速急行は4両編成で転換式クロスシート車。座席の半分ほどが埋まった状態で上本町駅を発車し、次の鶴橋駅で、ドーッと客が乗り込み車内は満席。平日ということもあって通勤・通学客が多く、次の五位堂駅でさらに大勢乗ってきて電車は満員に…。
電車が三重県の名張駅に着いた頃には車内もがら空きになって、隣の空いたシートに荷物を置いてゆったり気分。そういえば朝ご飯何も食べてなかった。駅の売店にはイイものが無いし、鳥羽に着くまで我慢することに。
午前9時31分、上本町から2時間以上かかって終点の宇治山田に到着。ここで賢島行き普通電車に乗り換える。賢島行きの普通電車は2両編成のワンマン電車。普通の通勤型電車を強引にワンマンカーに変えているので何か変な感じ…。鳥羽に到着するが、伊勢湾フェリーを利用するため、フェリー乗り場の最寄り駅である次の中之郷駅で下車。歩いて数分でフェリーターミナルという便利な立地。コンビニでもあれば何か買っていきたかったけど何も店は無し。フェリーターミナルに入り、中にある売店を覗いてみると売られているのは土産物がほとんどで、食べる物を買うのは諦めた。

*p2*伊勢湾フェリーでセントレアへ…
常滑行きフェリーの出航は10時30分。伊良湖岬へ行くフェリーはターミナルの2階にあるけど、常滑行きは1階から出るという。もうすでに乗船は始まっていたのであわてて1階に降り、チケットを係員に見せてからフェリーに乗り込む。
フェリーは新造船の「知多丸」。船内には座席とじゅうたん席があり、さらに特別席も完備。船内客室に入ると、徒歩で乗船してきた人がちらほらとしかいなかったけど、しばらくしたら観光バスに乗っていた団体客達が続々と上がってきて、あっと言う間に船内が賑やかに。年輩のオッサン・オバハンたちの話し声・笑い声が、ものすごく喧しい!

伊勢湾フェリー・鳥羽港を出航して直後

伊勢湾フェリー・伊勢湾を航行中

フェリーターミナルでは食事を取る時間も無く…というよりも、イイもんが無かったと言ったほうがいいかも。フェリー内にも売店があるけれど値段は高く品数も少ない。
ああ、結局セントレアまで食事はありつけないのか…orz


伊勢湾フェリー・知多半島が見えてきた

伊勢湾フェリー・伊勢湾を航行する乗用車輸送船

右の写真、乗用車搬送船とでも言うのかな。伊勢湾を航行してました。同じ船が神戸(六甲アイランド)でも見ること出来るけど(神戸はダイハツ車を運ぶ)、この船はトヨタの車が詰め込まれてるんでしょうね。動いてるところは初めて見た。
そして、鳥羽を出航して1時間ほどで知多半島が間近に迫ってきました。ところでこの知多半島南部にある町が合併して「南セントレア市」とするとかいうので物議をかもしだしていたけれど、新市名はどうなったんでしょうかね。知多半島の南だからストレートに「南知多市」でいいと思うけど。
かなたにセントレアが見えてきた
さてさて、常滑到着まであと30分というところで、左手前方に中部国際空港(セントレア)が見えてきた。船内にいた人たちがざわめき始め、何人かはデッキに出て、はるか先に見えるセントレアに思いをはせるのでした(笑)。


伊勢湾フェリーから見たセントレア

伊勢湾フェリー・常滑に入港

左手にセントレアが間近に見えてくると、いよいよ常滑に到着。フェリーは接岸体制に。


伊勢湾フェリー・常滑に接岸

伊勢湾フェリー・知多丸


フェリーから下船したら、常滑のフェリーターミナルから歩いて5〜6分の距離にある名鉄の「りんくう常滑駅」へと向かう。

名鉄りんくう常滑駅

りんくう常滑駅


駅に着くと、自動改札機が2台ある駅員不在の無人駅。周辺に何もない駅だし、無人駅なのも当然か…と思ったけど、自分が持っているチケットが自動改札機非対応、すなわち自動改札機を通れないのである。そんな場合はどうするかというと、近くにあるインターホンで係員を呼び出し、自動改札機を通れない切符を所持していることを申し出る。面白いのがインターホンには切符を見せるカメラが備わっていて、乗客はその部分に切符を置き、それを係員がモニターを通して目視でチェックし自動改札機のゲートを遠隔操作で開けて、乗客は改札を通れるという仕組みになってるのです。
そして難なくホームへとあがり、中部国際空港行きの電車に乗り込みます。


車窓から見たセントレア

中部国際空港駅



*p3*中部国際空港(セントレア)へ…
りんくう常滑駅の次の駅が「中部国際空港駅」。この駅はなかなか機能的で、ホームから改札を出るまで、階段などの段差が一切無いのがイイ。大きな荷物を持っていてもラクチンなのです。

セントレアへのムービングウォーク
中部国際空港駅の改札を出た場所が「アクセスプラザ」と呼ばれるところで、改札を出て右手に進むと傾斜のあるムービングウォークがあり、それに乗っていけばセントレアの旅客ターミナルビルにたどり着く。広々とした3階の出発ロビーを通り過ぎて先にあるエスカレーターに乗り、4階のフロアに上がれば、そこには飲食店・雑貨店がいくつも並ぶスカイタウンがある。今日は平日だというのに何ともすごい人の数。空港の旅客よりも、セントレア観光に来ている、おのぼりさんが特に多い。平日でこれだけ多くの人が来るんだから、土日なんかは混雑も相当な物ではないだろうか。

スカイデッキ

スカイデッキから見た飛行機

スカイタウンから出ると正面にはスカイデッキ、いわば展望台がある。ここからは空港を発着するいろんな飛行機が間近で見ることができるのです。飛行機見てるのって飽きませんね〜。私はここだけで30分くらい過ごしてしまったのだ。(^^;


*p4*セントレアのらーめん小路
セントレアの4階・ちょうちん横丁には東海地方の3つの名店を集めた「らーめん小路」があります。名古屋の「味仙」「昭和」、高山ラーメンの「豆天狗」。昼に行ってみたらすごい人。特に昭和は20人近い行列。他の店は5〜6人待ち程度。ちょっと時間をずらしてからがいいな…と言うことで、昼1時半にやっとお昼ご飯。食べるぞ〜っ!

豆天狗
豆天狗
高山では結構名の知れた高山ラーメンの老舗とのこと。まずは券売機で食券を購入して、対面式のカウンター席に座る。
スープはとんこつ・鶏がら・カツオ節などを使用している感じ。カツオの風味が結構きいた醤油味でした。しかし、麺は何か頼りなくヤワヤワな細い縮れ麺。別の表現すると日清のカップヌードルの麺みたいな・・・って言えばいいのかな。これで700円はちょっと高いと思う。セントレア価格だろうか?

味仙
味仙
名古屋で有名な台湾ラーメンの店。
ピリ辛の台湾ラーメンを注文。ミンチがたっぷり入って結構いける。ただし量がすごく小ぶりですごく少量。ピリ辛の度合いは結構高くて辛さに得意な私でも少々辛かった。価格は700円、これもセントレア価格でしょうか?
私はまだ本店では食べたことがないので本店との味の差やメニューの違いなどはよくわからないけれど、名古屋の本店にはあるらしい「シジミの醤油漬け」は、このセントレア店にはありませんでした。セントレアの店では手羽先と「子袋」という物がサイドメニューにあり、特に手羽先は人気で多くの人が注文していたようです。

昭和
昭和
名古屋の名店。カップ麺が発売されてた影響で知名度が高かったのか、この店だけはすごく行列が続いていた。午後3時前になって行列も途切れたんで入ってみると10分以上待たされる。行列の原因は人気があるのに加えて回転の悪さもあったと。私の隣にいた客は15分も待たされてた。
この昭和のラーメン、私は3年前に一度だけ食べただけでしたが、この味は結構好きです。このなんとなくこってりしたスープが、ちょっと京都の横綱にも似た感じがあるんで、横綱好きな人には受け入れやすいんかも。ここの昭和ラーメンは1杯が800円だった。これもセントレア価格?


*p5*空港特急・μスカイに乗る
μスカイ
せっかくなので、セントレア開港と同時に運転が開始された空港特急・μ(ミュー)スカイに乗ることにした。3・3・SUNフリーきっぷでは、別に座席指定券を購入すれば、こうした有料特急にも乗車することが出来るのです。そのあたりがJRの「青春18切符」と違うところ。(青春18切符は新幹線や特急・急行などには乗車できない)

ミューチケット

運転席からの展望

名鉄の指定席車のすごいところは、一列車ならどの距離乗っても料金は一律350円とお値打ち価格。この手頃な料金のおかげで、どの指定席車もなかなかの利用率があるみたいで、私が乗ったミュースカイも、ほぼ満席で中部国際空港駅を出発。神宮前、金山、名鉄名古屋の順に停車し、一路、岐阜へと向かうのでした。
ちなみにこの車両、空港連絡用に作られていることもあって荷物を置くスペースが各車両に設けられているのと、そして各車両に液晶モニターが取り付けられていて、車内設備の案内・停車駅案内のほか、時々運転席に設置してあるカメラから映し出された走行風景がモニターに映し出されるのです。もちろん、名鉄特有の速度表示つきで…。
岐阜までミュースカイに乗ったあとは、特急の一般車(μチケット不要)で名古屋までUターンし、名古屋のおすすめラーメン屋さんを案内してくださる、はたけさんと合流します。

*p6*名古屋のラーメン店巡り
名古屋在住のラーメンフリークのお一人・はたけさんのご案内によりまして、夜から名古屋の店を3軒回りました。

ら・けいこ
ら・けいこ
前に一度だけ、なごやんさんたちと食べに行ってまして、今回が2度目の来店。今年に入って地元テレビで紹介されてからお客さんがたんまりと来るようになったようで、今度来たら食べるぞーと思っていた「もりそば」は現在、やっていないとか…残念…。
普通の中華そば肉入りを注文。前に来て食べた時と同じく、ものすごい麺の量。キャベツもたっぷり、肉も厚切りにカットしている。これで600円は、まぢで安い。
店にいるボーイッシュな女店員から「にんにく入れます?」と聞かれたので 「入れて」というと、どーんと入れられてしまった(^_^;)。口臭ごっつーなるしー。

きしや
きしや
手打ちきしめんとラーメンの店。
メニューは「白ラーメン」「赤ラーメン」なんかがあり、白ラーメンは昆布の風味のきいた和風の塩味スープ。一方の赤は、醤油の風味が強いスープ。 白も赤も、どちらも良い味を出しています。いろんなお酒が置いてあって、酒好きを唸らせるかも。

チャイナポート
チャイナポート
ラ本ではよく聞くお店の名前です。どういうメニューあったんか記録するのを忘れてしまった。なんか麺がいまいちパッとしない感じ。それにスープもなんだか雑な味が出ていた。
はたけさんいわく、4月に新しくできたほうに行けばよかったかも・・・と。

はたけさんに金山駅まで送っていただいて、この日は金山駅前の漫画喫茶・マンボーにて一夜を過ごすことに…。まあ、ホテル泊まるにしても今の時期の名古屋って万博のおかげでどこも高くなっているので、節約ってことで(^^;


posted by かもねぎ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・まち歩き-東海
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